趣味と諸々のまとめ

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○ ライトのアップグレード COBバルブ編

前回は明らかに失敗でしたが…今度はサイトを見てくださった方からいい物頂いちゃいました!

2014/10/6up , 10/9追記

●突然のメール

 サイト、やっててよかったな〜って思う瞬間があります。
質問などのご連絡を頂いた時です。まあ、たまにスパムもありますけどw
でも、今回は質問ではなかったんです(もちろんスパムでもねw)。
 当サイトのMailからご連絡いただきました。
送り主の方はDuke.Tさん。
自作品のLED球を既に100コ以上、自転車屋さんに供給しています。ブログで紹介していただけるならサンプルをお送りします。
とのこと。なるほど、宣伝か。と思いましたが、ご自身のサイトなどは持たれていらっしゃらないようで。
なんでも、COB(Chip on Board)とかいうLEDを使ってるらしいです。LEDにしては指向角が広いようです。
(参照:http://www.s-imf.co.jp/advance/cob.html
 私はもちろん興味津々。ていうか、前回シマノのレギュレーターつけて6Vに落として使ってるので、普通の電球使ってたんですよね〜。
駆動系はじめいろいろ性能は悪くない仕様なのにライトは古めかしい物で。。。明るくて白い光が欲しかったのです。
そんなわけで、バルブを送っていただくことに。

●届きました

 とりあえず届いたものを確認。
hobby_x_cobled01.jpg
黄色い!
クルマのフォグランプとかでこういう色のあえてつけてる人いるよね〜。
まあ、白色発光ダイオードは黄色いのは知ってましたけどね。にしても黄色いw
 裏側も見てみます。
hobby_x_cobled02.jpg
ソケットは自転車用なのでE10型。ここは普通の電球と同じです。
本来電球のガラスレンズがある部分、そこに基板と固定用の放熱シリコンが。
デカい!これは使用できるライト選びますね〜

●つけてみよう…の前に

 私が使用しているオートライト、シマノ LP-C050ATの現在の状況を詳しく説明いたします。
hobby_x_cobled07.jpg
以前整流・平滑回路を組み込んだのち、手製のレギュレータ回路を組み込んでみてからあえなく撃沈、仕方ないのでSM-DH10という過電圧保護回路装置(要するにレギュレータ)をつけて実用上問題なくなっておりました。
というのも、Deore XTのハブダイナモが発電能力に長けすぎてるからこうなったのですがw
ああ、自転車蜘蛛の巣張ってるし錆も浮いてるし…屋外保管だとこうもなりますよね。。。
(愛が足りないってツッコミはしないでください)
これでもそのへんのママチャリなんかよりはずっとメンテしてる方ですけどねw

●それでは取り付け

 まあ取り付けって言っても、レンズ外してキュキュっと元のバルブと交換するだけなんですがね。
hobby_x_cobled03.jpg
ひまわり?
何はともあれ、シマノ LP-C050ATには問題なく取り付け出来ました。
レンズも戻す。
hobby_x_cobled04.jpg
レンズつけてもやっぱり黄色いなぁ。
気にして見る部分でもないので問題ないのですが。
 ドキドキの点灯確認!
オートライトなので、感光部に黒いビニルテープ貼って、タイヤを回す!
hobby_x_cobled06.jpg
おおー。
実際は結構な眩しさ。日中に見てもそこそこ眩しいので、夜は期待大。
しかしね、写真撮りにくい!
hobby_x_cobled05.jpg
ママチャリ(色々あってもらった)にのっけてタイヤ浮かしてますw
わざわざこんなことで友達呼ぶのもアレですしw

●COBバルブのレビュー

 そんなわけで今回は頂いたCOBバルブについてでしたが、簡単にレビューさせていただきます。
正直に言いまして、バルブ単体での見た目は美しくないです。
というのも、放熱シリコンむき出しなのが。。ここになにかプラスチック製でもリングがつけばぐっと完成度が高まるとは思います。
とはいえ、普段見える部分でもないですし、大事なのは性能。
 性能面に関して(明るさや色)は文句なし!
夜だといっそう、眩しいくらいに明るいですし、色も青っぽくなく、綺麗に白色です。
また、なかなか壊れそうにありません。
実は過電圧保護回路装置を取り付けてからしばらく普通の電球(交換時は新品)で乗っていたのですが、今回のCOBバルブに交換するとき改めて見てみるとガラスレンズが若干黒ずんでいました。ここまで数ヶ月の使用で、です。
要するにフィラメントが蒸発している状態なのですが、これは過電流(過電圧)のサインだったりもします。
(当然長い時間点灯していてもなりますが)
何が言いたいかというと、過電圧保護回路装置をつけたにも関わらず、電気が多い(色々と語弊がありそうな表現ですがw)状態だったんですね〜。
で、普通に乗っててそんな状態の自転車なわけですが、今回COBバルブのテストも兼ねて真夜中コンビニまで猛ダッシュしてみましたw
結果は……問題なし!素晴らしい!
まあ、同じ負荷をずっとかけてたらおかしくなってしまったかもですが、自分の脚のほうが先に限界来ましたw


P.S.
Duke.Tさん、今回はいい商品を譲って頂いてありがとうございます!
また、バルブを頂いてから記事の公開まで時間がかかってしまったことをお詫び申し上げます。
それと、先のママチャリにもつけたいので今度は普通に売っていただけると幸いです(笑)

●Duke.Tさんからの“放熱用シリコンについて”

 記事公開後もDuke.Tさんとのやりとりがございまして、記事を読んでいただいて放熱用シリコンの役割について助言を頂いたので加筆させていただきます。
以下引用

このシリコン、実は放熱だけではなく、4つの役割があるのです。

1. COB のアルミ基板から発せられる熱を 拡散するための「ヒートシンク」
2. 路面から伝わる振動を吸収する「クッション」
3. AC 電源と内部回路の「絶縁」
4. 各パーツとの「接着・接合」
の、4つです。

「シンプル・イズ・ベスト!」
アレコレ部品を増やすと手間がかかるので価格も上がってしまいます。
部品点数が少なければ少ないほど、故障はしません。
1個1個、全部、点灯確認をしてから出荷しています。

とのことでした。
なるほど、このような理由があるのであればプラスチック製のリングなんかつけたら意味をなさなくなってしまいますね。
実際問題、普通のライトであれば取り付けてしまえばライトバルブ正面(発光部)しか見えませんし、部品点数が増えるのは望ましくないですね。
 そんなDuke.Tさん、このたびCOBライトバルブのネット通販も開始されたそうです。
お値段は本体1,350円(税込み)と、決して安くはなく思えますが、この値段分の価値は十分にあると思います。
通勤・通学で自転車を利用されている方にとって、ライトの明るさは安全性に直結しますので、高くない買い物と思います。
また、送料も(バルブ一つであれば)150円と手頃ですので、この機会にいかがでしょうか。
ダイナモの発電能力は定格2.4W〜3.0Wまで対応とのことですので、当方のような高出力ハブダイナモももちろん利用可能ですし、ママチャリなどのローラーダイナモも対応しております。
白くて明るい光を手に入れませんか?

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↑のリンク先に詳しい情報が記載されております。
サイトのリンクを貼っていただきありがとうございます♪


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ライトのアップグレード レギュレータ編