○ タンクとメーターの交換(前編)
一度は完成したサルシノアですが、ホンモノにはやっぱり遠い。。。
そこで今回はタンクとメーターを交換します(シートも)
2015/8/14up
●メーター購入(してバラす) |
元々はヤマハのポップギャルのメーターを取り付けていました。
インジケータランプも問題なく、速度も60km/hまで切ってあったので別に不便は無かったのですが、
ホンダのエルシノアのレプリカであるにも関わらず「YAMAHA」って文字入ってるのは流石に(笑)
見た目もあまりエルシノアっぽさはないですしね。
(このへんは過去記事参照されたし)
で、何はともあれメーター購入しました!
XL125の物を!スピードメーターとタコメーターのセット!
なかなかエルシノアっぽさが出てますねー!
ていうか同じ年代の物なんだけどね。
で、早速だけどバラします←(ぇ
オドメーターをリセットしたかったっていうのと、内部構造知りたかったのと、文字盤になんかにじみっぽいのがあったのでそれをキレイにしたくて。
プラスチックの筐体なので、バラすのは割と強引にやります。組むのも強引(笑)
トリップメーターがない簡素なスピードメーターなので、割と仕組みは単純っぽいです。
スピードメーター自体はホイールからメーターギア、メーターワイヤーを介してメーター内部で磁石を回し、その磁場の変化を鉄製のドラムが受け取ることでメーターの針が動く仕組み。機械式メーターはこういう仕組みが多いらしいです。
これってつる巻きバネの初期荷重でかなり誤差でるよなぁ。。。
軽くメンテして組み込んで終わり!問題なく動いてくれればいいなぁ。
●タンクも購入 |
題名通りですが、タンクも購入しちゃいました。
パッと見て何のタンクか当てられる方はそうそういないでしょう。
このタンクはMR50 Elsinoreというホンダが輸出仕様で販売してたキッズモトクロッサーの物。
MR50って言ってもヤマハのバイクじゃないですよ。
こんなレアな物が手に入るのもヤフオクの魅力(笑)
凹みや傷はまあ、そこそこにありますが、極端なサビもなく自分からしたら状態は悪くない方です。
(板金塗装は父親がしてくれるから問題なし)
しっかしちっこいタンクですなぁ。
パナソニックのテレビのリモコンとの比較です。
タバコは吸わないから煙草の箱との比較はできないのが残念。
……フレームに収まるか不安になってきたぞ
タンクキャップもついてきましたが、エルシノアっぽさを求めるならブリーザーホースがついたの欲しいな〜と思ってたんですが、そもそも他社種のタンクキャップが流用できるかどうかという問題が。
そんなわけで、えい
元のサルシノアのタンクを買った時についてきたキャップですね。
まあ、結局空気の通りが悪くて燃料が落ちてこず、使い物にならなかったのですが。。。
ちなみにホンダのスクーター系のパクリみたいです。
タンク交換というわけで、純正タンクと比較してみましょう。
高さは明らかに低いです。
そしてフレームを跨ぐ部分が深い。これはタンク容量がすごく少ないのでは。。。
長さは若干新しい物のほうが長いですね。
いやほんと可愛いタンクだな。
幅は若干狭いですかね?
よって、容量は少ないことになりますな。。。
でまぁ、ステーとかはなんとでもなるとして、そもそも幅とか大丈夫なのか気になってフレームに載せてみたら…
追加フレーム部にバチコン当たってますな!
しかもコックも無いのでなんとかせねばなりません。
まあ乗り越えなきゃならない課題は少なくないですが、とりあえず車体に載せてみる。
結構様になってるんじゃないですか!?
ちなみに、シートも交換してます。 ←これね 作りは決して良くないですが、ステーの移動で取り付け位置やら角度の調整もできるし、 見た目もそんなに悪くないしでいい製品です。 自分はヤフオクで購入しました。 |
縦方向のルックスもなかなか自然に仕上がってますね〜。
シートとタンクの幅が合ってます。
シート表面に若干えくぼがありますが、保管時か輸送時に何かがあたってクセがついちゃったみたいで、少し温めたら問題ありませんでした。
●タンクのコック問題 |
今回買ったMR50 Elsinoreのタンクですが、コックが付属していないのでなんとかしなければなりません。
とりあえずコック取付部のネジを色々調べてみましょう。
まずはネジ外径。
ノギスでちゃちゃっと測ってみたところ、およそ12mmでした。
ということは、M12ですね。輸出仕様車とはいえ日本生産らしいので、ネジ規格はメートルねじだと思います。
次はネジ部のピッチ。
ピッチゲージをスチャッと当ててやるだけです。
写真だと見難いですが、ゲージはピッチ1.0mmの物がぴったりでした。
これらの条件(M12のピッチ1.0)のコックを探すと、ちょうどいいものが。。。
いやぁ、Amazonって便利ですね(笑) モンキー系のカスタムパーツで有名なミニモトから出てました。 元々は4Lモンキー用らしいですが、使えるものは使います。 ちなみにコックには普通にONと、予備タンクのリザーブがありますが、 要するに予備タンクっていうのはタンク内のガソリンを流し込む位置(高さ)を変えてるだけだったりします。 ですので、商品写真にある白いネット部を取り外すとストローと、根本にも穴が開いててその2つでONとリザーブを分けてます(ストローの上から吸うのがON、根本がリザーブ)。 タンクの高さに合わせてストローを切ってやらないとONの位置が異様に高いことになってしまうので、今回は新しいタンクに合わせて目分量で切ってやりました。 |
いいですか、MR50 エルシノアの燃料コックのネジ呼び径はM12でピッチは1.0ですよ!
(たまにこういう情報に食いつく人もいるんですよほんとに)
●タンク載せるための加工 |
フレームとタンクが当たってたわけですが、仕方ないのでフレームを加工します。
メインフレームには影響がないように、気を遣いながらの作業デス。
とまぁ、なんかすでに潰れちゃってますが。。。
トラックのフレームを修正するときの工具?で挟んで潰してやりました。
あまり美しくないですが、まあ見えないし。
さらに、タンクの固定部も溶接。
塗装は後ほどタッチペンで行いました。
タンク側もテキトーなブッシュを探してきて入れて、10mmの六角ネジで固定です。
若干フレーム側の固定穴が前寄りで固定しづらいですが、そういうのも自作の趣です(詭弁)
もちろん、タンク前側の固定(引っ掛ける部分)もしなければなりません。
てことで、フレームに泣く泣く穴を開けてネジ山を立ててやります。
軍手の繊維が残っちゃってますが。。。
ここにテキトーに見っけてきた(またか)ブッシュを固定!
こんなもんテキトーには見っからんて(笑)
そういえば前のタンクの時はハンマーキャスターの車輪を使ってタンクを固定したりしたなぁ。
そんなわけで今回はここまで!
画像が増えたので次へどうぞ〜
サルシノア関係の記事はこちらもどうぞ(^^)
・サルシノア <1.部品かき集め編 その1>
・サルシノアのインチアップ
・ディメンションの見直し