趣味と諸々のまとめ

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○ ACC電源追加

セローにあってガンマにないもの…
走破性とかトルクとかいろいろありますが、結構重要なものがなかったんです。

2014/5/1up

●電気美味しいれす(^p^)

 セローには父親がキャップ付きのシガーソケットつけてくれてたんです。
そんなにしょっちゅう使うものでもありませんが、どっか知らないところに行くとき、iPhoneをナビ代わりにして使ったりしてました。
現代っ子なのでiPhoneのバッテリーが減るの怖くて仕方ないので、iPhoneのバッテリーに良くないと思いつつも充電しながら初めての場所に行くのはなかなか楽しいもんでした。
 んで、まあガンマにもつけたいなーと。
ただ、シガーソケットをバッ直(バッテリーから直接引っ張るの意)でつないだとしても面白くないし、そもそもガンマにアクセサリを増設するようなスペースがないという。(厳密にはつけられそうなのがあっても高い)
ま、いつも通りの弄りたい病がほとんどですけどねw

●まずは考える

 なにごとも、始める前によく考えます。よく考えても思わぬ落とし穴があったりするので、前例や近い考えを探します。
で、考えてることの前例が見つかりました。ここ見れば今から私がやること全部できますw
とりあえず自分が欲しい条件を整理します。
 まず、シガーソケットは使わない。
というか、シガーソケットを車体に取り付ける場所もないし、セローでの経験ですが防水キャップ付きのものは便利だけど、絶対と言っていいほどキャップが劣化してぼろぼろになります。
だからといって防水を考慮しないものを付けるのもショートとかしそうで怖いので、いっそのことと思ってシガーソケットは廃止します。
 次に、リレーを使って電源自体はバッテリーから引っ張る。
電源を必要とするのなんてそれなりに長距離走る時だけですが、長距離走るとなると休憩とかももちろんいれます。
後付けのアクセサリが悪さしてバッテリーあがりってのを出先でするなんて悪夢でしかないので、キーOFF時は電源供給もOFFになるようにします。
昼飯食って再スタートしようとしたらセル回らないなんて考えたくもないw
 最後に、配線は美しく。
ガンマがフルカウルなのはかなりの救いですねw
極端な配線をしなければ隠せます。でも、配線を剥いて電線を捩って結線、みたいなことはしません。性格上そんなことしたら不安で寝られなくなります。
ていうかバイクなんて振動が多い乗り物なので、そんな配線したら不具合でますって。絶縁もしっかりね!
 まあ、こんなもんでしょうか。
で、机上で考えまとめます。こんなんなります。
hobby_s_g_acc17.jpg
図だとそこそこシンプルです。字がキタナイ
電源供給側のコネクタをメスにするのは安全上定石とも言えるくらいのことです。
幸いガンマはライトのON/OFFスイッチがない世代なので、ヘッドライトとテールランプのスモールは常に点灯してます。
キーONでその辺も点くので、テールランプのスモールにリレーの検出側を噛ませてやります。ヘッドライト側に噛ませないのは、バッテリーの位置が車体後ろよりだからです。
いそのー!作業しようぜー!

●作業します

 まずはその…脱がします///
hobby_s_g_acc01.jpg
自分でレストアしたバイクだとこれくらいバラすのは一瞬ですねー。
ていうか2ストオイルちょっと前に満タンにしたはずなんだけどな…口切りまで入れたんだけどな。。。
シートカウル外したら今度はテールランプのスモールの配線を探します。
ここではテスターを使います。
恐らく黒い配線はアース(マイナス)だろうと仮定して、いろいろ探ります。
hobby_s_g_acc02.jpg
オレンジがスモール側でした。
判別方法は簡単で、キーをONにした状態でテスターのマイナスを黒に、プラスを白かオレンジに当てます。そしたら電流が検出される方がスモールです。
もちろんブレーキレバー握ったりペダル踏んだりすると白い配線からも電流は検出されますけどね。
ていうか配線図有れば一瞬なんだけども。
で、画像は無いですが、キーをOFFにして(念のためバッテリーと配線の端子ははずしておいて)オレンジの線をぶったぎりますw
ここはギボシ端子をつけておきました。今回のアクセサリ電源回路を外しても動くような配線をします。当然っちゃ当然。
 今度はリレーを取り付ける場所を探します。
hobby_s_g_acc03.jpg
なんかね、シートレールのブリッジに「リレーつけろよ(´へωへ`*)」って感じのネジ穴あったんで、うん。
hobby_s_g_acc04.jpg
ぅゎボルトながぃ
遠くないうちに短いものに…かえないな、うん。
今回、リレーはエーモンの物を使いました。
ついでにギボシとかいろいろ買いました。

配線は一番上の手書きの汚い図を参考にして、結線やらなんやらしていきます。
 バッテリー周辺ももちろん配線加工します。
hobby_s_g_acc05.jpg
プラスには赤いカバーつけてやりましたw
こっからヒューズを経由してリレーのスイッチ側に接続します。
配線の色が黒なのが気に食わん……。
hobby_s_g_acc08.jpg
ハンダ付けとかを要する作業は室内でやりました。
やっぱ座って作業できるって素晴らしいです。
ま、この後多少配線変わってるんだけどねw
回路的な変更は無いです。
hobby_s_g_acc07.jpg
かっこいいやろ

●見栄えとか動作確認とか

 とりあえずシートカウルかぶせてテールランプの配線を接続して動作確認します。
キーONでリレーが「カチッ」と鳴るのでなんか嬉しくなります。
 リレーはシートカウルかぶせるとほとんどあることがわかりません。
hobby_s_g_acc09.jpg
長めのボルトも、特に干渉とかしてないので多分ずっとこのままなんだろうな〜。
hobby_s_g_acc10.jpg
ギボシ端子とかをまとめて、より美しく。
ていうか、ここの結束バンド、純正のヤツ折れちゃったんだよねw流石に20年以上前のバイクだと樹脂類の劣化もそれなりに進んでるわけでw
 明言していませんでしたが、今回の電源は最終的にタンクバッグ(わざわざ買った)の中に仕込んだ充電器につながります。要するに、車体前方まで配線を引っ張って来るわけです。
こんな感じ↓
hobby_s_g_acc06.jpg
リレーとかの配線を通ったあと、バッテリーのマイナス端子のあたりで結線して、そこから車体前方へ。
hobby_s_g_acc11.jpg
で、タンク下とか通ってここに来ます。
普段はこんなふうに赤黒の線が出てきてるだけ。
カウルに隠れているので、目に見える変更箇所はここだけです。
 動作確認します。
まず、キーOFFの状態でテスターを当てます。
hobby_s_g_acc12.jpg
完全に0Vではないですが、気にしなくていいくらい微小な値です。
微小な数値…大学の講義のテスト勉強してて「あのεどこ行った!?」ってなって、結局教科書とかに「微小な値のため無視する」とかって書いてあって「なら最初から書くなよ…」って思った経験が。関係ない話ですね。
で、今度はキーON!
hobby_s_g_acc13.jpg
およそ12V、しっかり来てます!
で、タンクバッグ乗せてiPhoneで充電のテストを。
hobby_s_g_acc14.jpg
タンクバッグの中には、年単位で前に買ったiPhone用のシガーソケット充電器(この頃はまだDockコネクタ(30Pin)だったなぁ)を加工したものを入れてあります。
今回のバッテリーからのと同じコネクタのオスをつけて、USBのメス(延長ケーブルぶった切った物)つけてちっこいタッパーに入れただけ。
キーON!
hobby_s_g_acc15.jpg
バッチリですね!
 ちょっとタンクバッグの紹介もします。
今回買ったタンクバッグ、こんなものなのですが。

 えっと、結構デカいですw
詳しくは商品リンクを見ていただければわかるのですが。
天面の透明な部分、結構大きいのでiPadとかも入りそうです。入れてないので何も言えませんが。
もちろん、地図とかを入れることが出来ます。
 あと、レインカバーは外せません。
若干内部の容量減る気もしますが…気にしたら負けですねw
 普段のサイズから、ファスナーをあけて更に大きくも出来ます。
ただ、普段のサイズですら伏せれないくらい大きいので、更に大きくすると全然伏せれないでしょうね。
ていうか、公道で伏せる必要性もあんまりないんですけどね。

そんなわけで試走してきた時の中身。
hobby_s_g_acc16.jpg
カメラも入るぜー!
財布、カメラ、メガネ、鍵、充電器と、普段ちゃちゃっと走りに行くとき、とりあえず詰め込んで家出れます。
タンクバッグ単体で持ち出すことも容易なので、貴重品を全部まとめて入れておいても、店とか入る時コレを持っていけば楽にすみます。
ツーリングライフが快適になってきてしまったなーw
困った困ったwww


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RG200Γ レストア その2
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