趣味と諸々のまとめ

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○ RG200Γ レストア その1

父の友人からとあるバイクを安く譲っていただけることに!大学のほうでずっとセローに乗っていたので
オフ車以外にも乗れるぞと意気込んでいたら「これかなり手間かけてレストアしないといけないぞ」と言われ意気消沈。。。
でももうオンロードバイク乗る気満々だったんですよね……

2014/3/1up

●出会いはヤフオク

 ま、ある意味では当然のことですね。
バイクはヤフオクで買うか知り合いから買うものだと思ってます(新車とか知らん)。
そこで父親が見つけたRG200ガンマとかいう聞いたことない車種。
え、ガンマって50とか250は知ってるけど200???って思って見てみたらほんとに200。
いわゆる単ガン(単気筒のガンマ)です。
しかもなかなかにかっこよろしい。
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Photo - http://buy.bikehikaku.com/models/RG200ガンマ
決して現代的なデザインとは言えませんが、倒立フォークだしがるあー…湾曲スイングアームだし。
フレームこそアルミではないですが、かなりレーシーだと思います。
当然のように前後ディスクブレーキですしね。
エンジンの出力も単気筒200ccで35馬力なのでそれなりにはある。
十分じゃね?(決してVガンマの45馬力が羨ましくなんか……………)
 ヤフオクの小さい画像を見る限りは極端なサビとかもなさそう。カウルの割れもなし。走行距離も少ない。
エンジンかからない?いつものことだよ。
ってことで購入。55kくらいでした。不動車とはいえそれなりに安く買えました。ええ、本体だけなら。
ちなみに淡路島から購入しました。島から。
送料が30kとか取られました。本体を安く買った意味w
 ま、悔やんでも仕方ないのでレストアすることに。
うちに来て早速バラされるの図↓
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おおまかに外装外した状態ですね。
写真だと汚れてるだけでサビとかあまりなく見えますが、実際はサビだらけです。
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更に少しモノを外してみたらこんなん。
近付いてみてみます。
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うーん…
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ステムシャフトのサビはわかるのですがフレームのサビはいただけない。
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フレーム後部も結構汚い。
ちょっとするとカウルで隠れる部分ではありますが、見つけたからには落とさないと気がすまないのがサビです。
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ブリッジとフレームの接合部が特に酷い。
よくみるとスタンドもですね。
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エンジンはナット以外は基本アルミなので粉を吹くようなサビです。これはあまり気にしないことにw
もちろん目につくところのナットは交換です。
この状態ではキャブ外してありますが、実際軽く整備したらエンジンはかかりました。
エンジンがかかるとかからないとだとモチベーションに大きな差がでますw
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うーんサビ結構多いです!(地味にラジエーター外れてたりw)
わかっちゃいたことではありますが、軽く直して走れる…なんて甘っちょろいものではありませんね。

●まずはバラす

 レストアはバラすことに始まり組み直すことに終わります(磨くのが最後とも言えるけど)。
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えっと、もっと混沌とした姿を見た後なので散らかってないように思うのは私だけでしょう、とっ散らかってます。
しかし、バイクって本当に作業中腰に悪いですよね。
休み休みの作業が必要です。
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ゆったり腰掛けられる椅子必要です!
ちなみに作業時は真夏だったのでサンダルという。作業に適した格好でないのは重々承知してます。。。
 さて、ガシガシバラします。
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まずエンジン外します。
ボルトも錆びてるしサブフレームもサビサビ。ウォーターポンプ周りも酷いです。
エンジン自体を下ろすのは父親に手伝ってもらいました。
単気筒とはいえエンジンってなるとそれなりに重量もありますしね。自分ヒョロいんで特にw
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おおまかにヤバそうなナットの交換やジェネレーター・クラッチカバーは塗装剥がして再塗装ですね。
極端に手を加えなくてもエンジンは見えないのがフルカウルの利点ですw
 前後ホイールも外します。
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だいぶスカスカになりますね。
ここでトップブリッジやハンドル周りを外してフロントフォークと三叉をフレームから引き抜きます。
フレームが倒れやすいので気をつけて。
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今度はひっくり返してリアの足回りに着手。
本来、古いバイクのチェーンは交換が普通ですが、今回は汚れてるだけで伸びてもないし酷いサビもなかったので灯油で洗って再利用することに。
そんでもってチェーンですが、純正チェーンはクリップ無しのものが多いため、スイングアームを外す時に一緒に外す必要があります。
裏を返せば組み込む時はスイングアームを組み込むのと同時に組み込まなければならないということです。
リアサスを外してからスイングアームを外すわけですが、リアサスいじってたらw
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バンプラバーがwww
ま、無くても問題なく動くものですし、幸いリアサスの抜けもなかったので今回は見なかったことに。
そのうちテキトーなゴムブッシュでも入れましょう。
そんなわけでスイングアームやらリンク周りを外してその他細かい部品も外してこうなる!
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ツインチューブフレームは単体でもカッコいいね!

●意外と大事な小さい事

 外した部品類ですが、大きい部品はテキトーな箱かなんかに入れておいてもどこに付く部品か、何の部品かわかりますが、厄介なのがボルトやらクリップなどの小さな部品。
こいつらの整理にはジッパー付きのポリ袋(100円ショップのキッチン用品コーナーにあるもの)とサインペンで分けておくと便利です。
ラベル付きならなおよし。おおまかに「マフラー周り」なんて書いてまとめて保存しておくと便利です。
父親に言われてやりましたが、CSの某チャンネルの某自動車レストア番組でも同じようなことを言ってましたw
 それと、作業時はバイクの下に使いふるしでいいのでダンボールとか敷くべきです。
床が汚れるのを防ぐ以上にバイク自体を守れます。
タンクとか置くときもなるべく、ね。
ちなみにみなさまご覧になって気づいてるかとは思いますが、うちでは使い古しの風呂マット使ってます。これが程よいクッション性かつ裂けにくさ、そして汚れても気にならないということでバイク弄る時はもう手放せませんw

画像も増えてきたので次のページ


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