○ サルシノアのインチアップ 第2部
第1部では部品集めをしてましたが、今回は組み込みします。
2015/4/17up
●フロントから |
まずはフロントをいじくりまわします。
というか、フロントホイールに使ってたリムやスポークをリアに使いまわすので否が応でもフロントからとなるのですがw
そんなわけで前回用意したJAZZのフロントハブを少しキレイにしてやったり。
よく見ると塗装タレてたりするけどハブだから大丈夫大丈夫← |
リトルカブのスポークもキレイにしてやりましたん。
こいつも塗装はさっきのヤツね。
電気ケトルでお湯沸かして、洗面器にお酢ドバドバ入れてそこにスポークも入れて熱湯もダダーっと入れてサビ落とししました。
そのあとボンスターで足付けして塗装。そこそこいい感じなのではなかろうか。
ちなみに、確か今でもリトルカブの純正スポークは部品出るはずだけど、お金ないからねw
リムも、外見キレイだったけど外側?普段タイヤで見えない部分がなかなかに錆びてたのでワイヤブラシでサビ落としてシャシーブラックで錆止めしておきました。
ニップルと擦れて剥がれる心配はあるけど、まあリトルカブの部品なんてその気になればいくらでも見つかるし。。。
シャシーブラックだから粘っこいぶん剥がれにくいとは思いますが。
で、部屋にリムがいっぱいある。。。
外からリトルカブの(14インチ)、次がポップギャルのリア(12インチ)、一番真ん中がCRF50もどき(10インチ)のですね。
最初ポップギャルのリムをリアに使おうと思ってましたが、ニップルの太さとか違ったからなぁ。めんどくさくてw
で、さらっと組み上げ、
スポークが36本と多めですが、それはリトルカブもカブということで、実用車前提の設計なのかな〜なんて思ったり。
重い荷物積んだり荒い使われ方しますからね。
リムは国産、アラヤ製です。
こちらも剛性を考えてかビードが切りっぱなしじゃなくて内側に折り返してあるタイプですね。
そんなこんなで組み上がったのでタイヤチューブを組み込みます。
その前にリムバンドを…
ガムテープで代用w
これはまあ、常套手段ですよね。切れないしむしろいいってもんだw
タイヤチューブも問題なく組み込み終わり。
こうしてみると結構オフ車っぽいホイールですね。
●次にリア |
リアホイールですが、まずフロントにつけてたホイールのリムとスポークを拝借します。
作業的には外してリアハブに付け直すだけなのですが。。。
すっげ錆びてる。。。
保管環境も良くはなかったけど(秋田は湿度高い)さー、これはちょっとw
まあ、マメに磨けば結構キレイなままだったのかもですが。
リムはアルマイト剥がしたので腐食するのはまあ、仕方ないっちゃ仕方ないですね。
これは完全に自業自得。
バラして、磨いて組み直し。急いでたので途中の写真は無いよ!
で、どーん。
いっちばん最初に組んだ時ほどではないけどキレイになりましたね。
第1部でも書きましたが、本当はギア比とかも考えるとKLX110のリアホイールが欲しいのです。
とりあえず今は安くて程度のいいものに巡り合ってないので、あくまで暫定的に元のハブに大きいリムを組みましたが、完成形ではないわけで。
エルシノアは確か鉄のメッキリムが純正だったので、サルシノアもそうしたいところもありますしね。
●組み込み |
そんなこんなで前後ホイールとも組み上がったので車体に組み付けてみます。
まずはフロントだけ。
バイクのサイズ感やフェンダーのRともあってるんではないかい!?
フロントフォークのアウターチューブの長さとの兼ね合いもなかなか自然かと。
まだステム周りを変えてないので右の隙間が大きいですが、左側はブレーキパネルがある関係でステム周りを交換した時のタイヤとフォークの位置関係は同じです。
すごくナチュラルなんじゃ…?
続いてリアも組み込みます。
こちらも車体サイズやフェンダーのRとマッチしてますね!
実は結構不安な点がありまして、ついてるスイングアームとタイヤが干渉するんじゃないかということが。。。
ちなみにミニモトの5cmロングの純正タイプを使ってます。
で、結果として。。。
干渉なし!むしろナチュラルなくらいの隙間です!
モンキー系ってカスタムしていくとスイングアームが伸びてフレームとリアタイヤの隙間が空きがちですが、これならその違和感は皆無ですね。
リアフェンダーはちょっと短い感じになっちゃいましたが、これくらいなら可愛いもんでしょ〜。
このへんの細かいところはあまり気にするとキリがないので、構造的、機能的に問題ない部分はなるべく目をつむることにしてます。
こだわり過ぎるとキリがないからね(笑)
全景はこんな感じ。
まあ、当初の可愛さはだいぶ薄れたけど、バランスはいい感じになったのではないでしょうか。
ちなみにブレーキパネルはエイプのパネルが色違ったり、塗るためにバラしてたらメーターギアが死んでたりで使えそうになかったので暫定でJAZZの物がついてます。
エイプの純正ブレーキパネルはヤフオクで安価で出回ってるのでなにも困らないですね。
それと、ステム周りですが、予定通りTL50のものを取り付けました。
が、ステムが長いのです。。。
こんなふうに、三叉を押し上げると上のベアリングコーンが突き出ます。
まあ、これは予想通りで、長いぶんには切って積めればいいだけなのでとーちゃんパワーで22mmほど詰めてもらいました。
もちろん、ネジ部やベアリングコーンの部分は避け、カットできる場所を吟味した上でですよ!
確かボックスレンチのちょうどいいサイズのがあったから切った部分に打ち込んで溶接したって言ってたなぁ。純正より強度出てるかもです。
で、無事に装着完了!
ぴったりですね!
写真では写ってませんが、タイヤセンターも出ていてピッタリ純正のように収まってます。
ステムピッチが狭くなったのでアクスルシャフトも交換しなければなりませんでしたが、これもヤフオクでカラー付きのTL50のものを購入していたので何も問題ありませんでした。
カラーもTL50の物を使ったらすんなりセンター出たので…純正流用恐るべし。
そんなこんなで今回はサルシノアのインチアップをしたお話でした。
実はインチアップに関連して他に10枚ほど写真があるので、後日公開できればと思ってます。
それでは〜!
サルシノア関係の記事はこちらもどうぞ(^^)
・サルシノア <1.部品かき集め編 その1>
・車載工具入れの移動