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○ 8S化:実装編

前回は準備だけで終わりましたが、今回は完結編。
組み付け自体は簡単だったんだけど、やっぱりホイールの組み直しは時間かかるな。

2011/1/1up

 前回の記事をうpしたころにはもう、形にはなっていたんです。。。
ただ、ホイールを組むのが上手く行かず、ポテチ状態。
また組み直すまでに何度かホイールを組む機会があったので、再チャレンジしてみた次第です。
 そんなわけで、今までの駆動系を紹介。
IMGP1320(web).JPG
フロントを“駆動系”と称すのに多少の違和感がありますが、気には留めません。
ハブですが、キレイに保たれているものの・・・ロゴも何もなくてちょっと寂しい。。。
一瞬クイックかと思ってしまうアクスルナットカバーも実は反対にはなくて(・ω・`)な感じ。
 続いてリア周り。
IMGP1321(web).JPG
これまたキレイにはしてありますが、ディレーラとかボスフリーのスプロケとかが値段を感じさせます。。。
性能としては十分なんだが・・・見た目にこだわるとキリがないよね。。。

 と、いうわけで部品交換してホイールの組み直し〜。
まぁ、部品は前回の最後に出てきた物なんだけど、それをまず組んだ。
 ディレーラとかを組むの自体は難しくないので割愛。
バーエンドは、新品のキャノンデールのグリップをご丁寧にカッターナイフでぶった切って装着。ちょっと切りすぎた感が拭えないけど無視でw
 それでだ、ハブの組み替えなんだけど、これがまた・・・。
ディレーラとか、グリップとかを付け替えたときに車庫で僕とT氏、二人して組んだんだが、いわゆるポテチ状態に仕上がった。。
その日T氏は親父さんの軽トラに積んで帰って、その後も何度か振れ取りに励んだものの、上手くはいかず。
そのころはスレッドコンパウンドを塗って組んだりしてなかったのでニップルがこんな状態に。。。
IMGP1616(web).JPG
左のが一応正常だったニップル、右と真ん中がT氏の苦戦の痕。
右のはよく見るとネジ穴が歪んでるし、真ん中のに至っては肩がないw
 まぁ、死んだニップルを眺めてても仕方ないので、僕の手持ちの物と交換。
IMGP1618(web).JPG
左の半分が今回T氏に提供したニップルで、右のがバラしたときに生きてたニップル。
結構色合いが違いますが、気にしてはなりません。そんで、よく見なきゃわかりませんw
ちなみに、リアホイールは18/36個ニップルを取り替えました。。。半分じゃんw
フロントホイールは10/36個でした。

 さて、組むわけですが、僕は振れ取り台もセンターゲージも持ってません。
振れ取りは車体に付けてからでもあまりに大きな振れでなければ振れ取りが可能です(経験上)。
ただ、センターを出すのはなかなか・・・大体は勘で出しますが、勘よりももう少しだけ本当のセンターに近づける方法もあるのです。
まぁ、色々ネットを徘徊して見つけた情報ではあるのですが、手順を説明させていただくと・・・

 1. まず、自分のハブの幅を知る(リアなら大体のMTBは135mm、ロードなら130mm。フロントはどちらも100mmが基本)
 2. ハブ幅の半分の値を計算する(135mmなら67.5mm、130mmなら65mm、100mmなら50mm)
 3. 算出したセンターの辺りにマスキングテープを貼って、センターのラインを引く

 って感じ。
厳密にやるなら、ハブ幅はノギスで測りましょう。
IMGP1619(web).JPG
こんな感じです。
こうしてみると、意外とセンターって右にずれてるモンなんだなぁって感じますね。
いかにおちょこ組が重要か、感じさせられます。

 したらば、いよいよ組みに入りますか。
組む際、スポークのネジ部にはホイールスミスのスポークプレップなんかを塗ると良いそうです。
ただ、入手が難しい。では、代用品、と言うわけになるのです。
 そんなこんなで、色々調べたさ!
で、見つかったのが、さっきもちょっと出てきた『スレッドコンパウンド』という代物。
前から名前は知ってたのですよ。ワコーズの製品だって認識がありました。
ただ、いかんせんどういうところに使えば良いとかも聞いたことなかったし、使う事なんてないであろうと勝手に思いこんでいたですが・・・使う機会が出来るとはw
そんなこんなで買ったさ。
IMGP1612(web).JPG
一つ言います、これ、結構良い値段します。
1本2,000円くらい。まぁ、そんなに多用しないので随分ホイール組めますけどw
 そんなわけで、スポークに塗ります。
IMGP1620(web).JPG
多いです、画像の状態だと。
半分でいいですね。
この状態で組むと床とかリムとかめっちゃ汚くなりますw
ちゃんと新聞紙とか敷いて作業すれば問題ないのですが・・・面倒じゃん?
汚くなってしまった場合は、床もリムもしっかりシリコンオフとかで拭きましょう。見た目が悪いから。
 で、伸ばすとこんな感じ。
IMGP1621(web).JPG
『当たるも八卦当たらぬも八卦』って感じと聞きますが、僕はねり飴の要領で伸ばしました。
のびりゃぁなんでも良いんですw

 そんなわけで組み上がったぜ!
IMGP1625(web).JPG
組み終わってひとっ走りしてきた後なのでタイヤがちょっと汚れておりますが。
つか暗い?最近は夕方も暗くなるの早いからねぇ・・・
benizukiimg2.jpg
後日T氏改め紅月氏に撮ってもらったのです。
フレーム良い色だよなぁ・・・
ルック車でもクロスバイク的に使う分には十分、というか十二分ですよね。
悪く言うと華奢なように感じられても、それが軽さに繋がっていたり。
剛性がちょっと・・・ってのも、乗り心地に繋がったり。なかなか良いもんだと思います。財布にもw

 というわけで各部紹介。
IMGP1627(web).JPG
 リアディレーラはDeoreで武装。
まだ大文字になる前ですね。
IMGP1628(web).JPG
 リアハブです。
こちらは大文字。ディレーラよりも若干新しい型。
ハブの回転はイイ感じです。
値段対比で考えると良い買い物かと存じます。
スプロケはワールドサイクルの在庫とギア比の兼ね合いからロード用になってしまいました。
そのうちMTB然としたワイドレンジなのに換えると思います(多分)。
IMGP1629(web).JPG
 今度はフロント。
フロントハブもリアハブ同様新型。
シンプルでカッコイイです。
IMGP1630(web).JPG
 ハンドル回りもタイテックのバーエンドに、キャノンデールのグリップで武装。
新品のグリップを無惨(!?)にもカットしてしまったので、紅月氏はちょっと悔しそうでしたw
切らなきゃバーエンド付けられなかったんだからあきらめなさいw
ちなみに、このキャノンデールのグリップ、柔らかめで、かつ針金を使って固定するために溝が掘られています。
こういう細かい気配りって結構気分いいよね♪
IMGP1634(web).JPG
 シフターもDEOREの新型。
コレは僕も欲しい!
いかんせん値段が。。。今ので十分だからあきらめます。。。
紅月氏ってば真面目だからちゃんとベルとかつけるんですよねー。
自転車乗りとして感心すべき点だと思いますが、ベルって使う機会・・・ないよね。
道交法的には付けなきゃならないらしいけど、僕の場合付ける場所もないし、ベル鳴らしてる暇あったらブレーキを作動させた方が・・・
むやみに鳴らすのも迷惑行為らしいし・・・僕ってインモラルかな?まぁいいや。

 さて、今後の目標と行きましょうか。
僕がホイールを組んだ後に感じたことは、「え、BB逝きかけてません!?」ってこと。
BBが死ぬのには、悲しい事に何度も遭遇しているのでわかるんですが、漕いでてちょっと「ん?」って思うんですよねぇ。。。
整備して済ますのもアリですが、シールドBB買ってもそんなに高くないんだからそうした方がいいかと。彼はなかなかのトルク持ちなんで、特に。
 それと、駆動系統で手を加えていないのがフロント回りなのですよねぇ・・・
クランクはいいとして、フロントディレーラがリアに気迫負けしてる気がします。
性能的にはぜんっぜん大丈夫なんですけど・・・見た目にこだわるとキリがないんだけどね。


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アヘッドステム化
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