○ Pro Speakersの修理
以前父親が使っていたAppleのPro Speakers、すでに配線を切ってただのスピーカーとして利用していましたが、これがなかなかいい音…
このエンクロージャ(筐体)に惚れ込んだので、気づくとヤフオクで中古買ってました。
2015/3/31up
●丸いスピーカー |
こんな球体形状のスピーカーなんてまずありません。
タマゴ型ってのはまあ、あるけども。。。
で、この丸い筐体を活かして、他のスピーカーユニットをつけてみようじゃないかというのが今回の記事。
ヤフオクでコーンエッジリングが朽ち果てて無くなった物を投げ売るような値段で入手。ベースなので状態はどうでもいいのです。
でまあ、バラしてみるけどこんな特殊な形状のスピーカーユニットなんて売ってません。想像通りですが。
じゃあ筐体に若干手を入れるのは仕方ないとして、一般的なスピーカーユニットでサイズの合う、フルレンジユニットを探してみました。
そこで今回紹介するのがこちら!(某元社長風に)
HiViのB2Sという2インチのフルレンジユニット。
いろいろなスピーカーユニットを見てみましたが、このApple Pro Speakersの筐体にまともに収まりそうなものはこれくらいでした。
当然、フルレンジユニットという大前提での話。(もちろん値段も割と安いのですがw)
ちなみに今回は横浜ベイサイドネットさんから購入しました。
(商品リンク→HiVi 「B2S」 2インチ フルレンジ)
発注~発送までもスムーズで好感の持てるショップでした。
●比較 |
Pro SpeakersのユニットとB2Sを比較してみます。
全体的に、元々のユニット(写真左)のほうが大きいです。
コイル部の直径も大きく、厚みもあります。
コーン部は同じくらいの直径ですね。
どちらもメタルコーンですが、Pro Speakersは銀色で艶がありますが、B2Sは金色でヘアライン仕上げ。
次にPro Speakersの筐体とB2Sの相性を見てみましょう。
とりあえず元のユニットを外したところにスポっと収まります。
まあ、一回り小さいので当然といえば当然(笑)
しかし、Pro Speakersの特殊な固定方法のユニットに合わせて作ってあるのでどうしてもB2S(というか普通にネジ止めタイプのユニット)は浮いてしまいます。
これは要加工。
まあ、加工は必要だというのはそもそも予定していたので、この感じだとうまくいきそう。
●加工 |
まずは要らない部分を切り落とし~
ダイソーのリューター用ののこぎりみたいなのでね。
最初リューターで頑張ってましたが、電動ドリルのほうがトルクあって作業早かったです。
切粉舞うし溶けたアクリルが顔に飛んでくるので防護メガネとマスクはお忘れなく(あんまりしてなかったけど)。
で、無事切り落とし。
もちろんもう一つのほうもね!
そしたらバリ落とし。
まあ、いい感じになりましたね!
筐体内部に落ちた切粉ですが、頑張って掃除機で吸ったり息吹きかけたり水洗いしたりしたけど完全には落ちないですねぇ。
アパートにもコンプレッサー欲しい(笑)
そしたら、筐体後方にある配線の出口部分も加工します。
後述しますが、今回買った配線が元々の配線より太いので、穴を広げる必要があったわけです。
まずこのフタ?を外して、内部にあるシリコン?のブッシングを先の尖った物(今回は写真のとげ抜きを使用)で取ってやります。
というか、このフタを外さないと筐体の加工も出来ないのですが、外し方は簡単で、ただの正ネジとして埋め込まれているだけなので、穴に合うもの(ラジオペンチなど)を入れてやって反時計回りに回せば外れます。
で、配線ってのがこれ。
そのままだと太くてはいらないのですよ~。
ちなみに配線は秋田市内の音響サービスさんから購入しました。
フタ部分持って行って「このサイズに近い2芯のシールド線ありますか?」って聞いたら快くこの配線を売ってくれました。親切で助かります。
ね、ちゃんと2芯のシールド線でしょ。
一応ノイズ乗らないようにとか考えてますのよ???(その割パソコンの周りにいろいろノイズ源になりそうなものあるけどw)
そんなわけで、フタはブッシング外してドリルで難なく穴拡大。
準備は整いました。
●組付け |
まずはスピーカーユニットをあてがって、サインペンで穴位置をマーキングします。
そしたら一思いにズボっとドリルで穴を開けて、木ねじで仮固定!
思い切りが大事です。
問題なし!
一応サランネットも嵌めてみる
毎回これをサランネットって言うのに抵抗あるんだけど、なんて呼べばいいんだ?カバー?
この状態で問題なく取り付けできてたら次!
っと、いきなり再生テスト(笑)
ずいぶんと昔に作った、エレキットのアンプ使って、iPhoneから音楽垂れ流してみました。
…むむっ、これは普通にまともな音鳴ってるぞ!
●完成 |
詳しいレビューの前に配線とかいろいろ、ね。
配線はこんなん。
筐体内で結び目を作って外から配線を引っ張ってもユニットとのハンダ付け部に負担掛からないようにしてみました。
高くないけどスピーカーユニット壊したくないし←
また、スピーカーから一度RCA端子を経由するようにしてます。
なんでかと問われると反応に困る部分があるのですが、安物のサブウーファー経由して使ってみたくなったりしたとき便利かなーと。
もちろんアンプと接続する部分~RCAメスの配線も作りました。
この方式ならいろんなスピーカー試せるしね!
それじゃあPro Speakersと比較してみますか!
モノホンはやっぱ収まりいいね~。
自分が加工したものはださいですな。
あんまり気にしてないけど。
よ~く見ると若干筐体の穴よりユニット本体が小さく見えます(笑)
なーに、愛嬌愛嬌www
内部配線も、Appleは流石ですねー。
バラすとわかりますが、Appleの配線もある程度引っ張ってもハンダ付け部に力が加わらないように工夫されています。
まあ、個人だとあの精度出すのは難しい…っていうか無理だな。
シリコンのブッシングが結構いい仕事してるようです。
詳しく知りたかったらバラそうな。
後方から。
普段見えない角度ですが、削りカスがきたねぇw
やっぱりコイル部は一回り小さいですね。
●レビュー |
レビューなんて書けるほど良い耳は持ってませんが、精一杯書きます。
まず、再生環境としてMac miniからアンプ付きUSBDACを介してスピーカーに出力してるっていうのは一緒です。アンプ以降だけが違う。再生ソフトはiTunesです。
えーっと、以前使ってたSONY SS-B1000からPro Speakersにしたときは、低音は減ったけど中高音は張り出した感じで好感触でした。サイズ的に低音は厳しいですね。
で、そっからPro Speakersの筐体とB2Sの組み合わせにしてみて、ですが、低音はスカスカなのは相変わらずだけど、高音は安定して素晴らしいです。
Pro Speakersと比べてどっちがいいか、と言われると好みの問題もあるので一概には言えませんが、Pro Speakersのほうが若干中音域が張り出しているように思えます。女性ボーカルの声は聞き取りやすいですね。
対して今回作ったPro Speakers筐体とB2Sの組み合わせは、メタルコーンの割に角がないというか、全体的には聴きやすいので、聴き疲れる感じはないです。悪く言うと、迫力は薄いかな。
でも、iTunesのソフトウェアイコライザを少しイジってやれば性格も変わるので、そうやって楽しむぶんには面白いかもです。
特に自分は、どっちかというとシャカシャカした音が好きなので、低音があまり出ないのさえ割り切ってしまえば好きな音が出せてます。
ちなみにiTunesのイコライザはこんな感じです。
iTunesのソフトウェアイコライザをイジるときは、プリアンプの部分を少し下げてやると音にガサつきが出にくいです。
あ、画像ではイコライザの「入」にチェック入ってないけどチェック入れてね。
スペース的な問題だけでなく、いろんな問題ありますが、買えるならサブウーファー欲しいなぁ(笑)
アパートなのでそもそもあまり大きい音出せないんですけどね。今の自分の用途には合ってるものを作れたんじゃないかなーって思ってます!